「新しい自分」を脳にしみこませよう!~『シリコンバレー式超ライフハック』デイヴ・アスプリー、 栗原 百代 著~

本の紹介

おはようございます。あっぺいです。

今週はデイヴ・アスプリー氏の『シリコンバレー式超ライフハック』をご紹介していきます。

本日は「効率的に脳を使う方法」についてご紹介します!

脳は人間の体において、2%の質量しかありません。しかし、脳が消費するエネルギーは全身の20%以上にもなります。

「脳エネルギーを」本質に集中させる

一日は24時間だ。この時間を「心の底から気にかけている大切なこと」に使うのか、「どうでもいい取るに足りないこと」に使うのか、あるいは「苦手なことを克服して自分の価値を証明する」ために使うのか、どれでも選ぶことができる。 自分にとって最も大事なことを優先する技術をマスターしよう。つまり、情熱を傾けられること、生活の質を高められること、さらに新しいエネルギーが湧いてくるようなことに時間を使えるようにするのだ。いまより「ノー」と言う回数を増やそう。意思決定の数を減らして、大切なことに大きなパワーを注ごう。

『シリコンバレー式超ライフハック』デイヴ・アスプリー、 栗原 百代 著

本書の説明によると、成功者の生活を調査したところ、成功するためには「自分にとって何が重要か自覚し、それに誠実に向き合うこと」です。

これは以前の記事でもご紹介してきた考え方です。

「自分にコントロールできる範囲を把握し、その範囲内にエネルギーを集中し、コントロール不可なものには意識を向けない」ことで、人生はシンプルになります。

「自分にとって何が重要か自覚し、それに誠実に向き合う」ためには、自分の人生における優先順位を明確にする必要があります。

そのためには、長期スパンで目標を立てる必要があります。

20年後の目標を立てる

1年間の目標を立てる人は多くいます。しかし、1年で達成できることはそう多くはありません。だからこそ、10年スパンで目標を立て、その目標に向かって、中期目標、短期目標を設定するのが良いでしょう。この考え方は下記の記事でもご紹介しました。

本書ではさらに長い「20年後の自分」をイメージすることの重要性について紹介しています。

あなたの2040年の「ある一日はどんな一日だろうか?誰と一緒にいる?何をしている?あなたはどんな影響力を持っている?それを全て書き出してみよう。

そうすることで、「理想的な20年後の自分」にとって不要なことを切り捨てることができます。

選択肢が複数あったときは「理想的な20年後の自分になるために最善の選択肢は何か」という基準で判断することできます。

この判断基準があることに非常に大きな意味があります。

「意思決定の回数を決めよう」

1日でできる意思決定に限度がある

前述したように、人間の脳は全身におけるエネルギーの20%以上を消費しています。

考えたり、悩んだりすることは脳にとって不可がかかることです。

重要な決断をするために脳に不可をかけるのは仕方のないことですが、不要な決断のために脳を酷使するのは効率的ではありません。

例えば、スティーブ・ジョブスは、生前毎日タートルネックとデニムというスタイルを続けました。これは「洋服を選ぶために脳のエネルギーを使わないため」だと言われています。

実は、人間には1日のうちに「意思決定」行える回数が決まっています。

2010年にイスラエルの研究で「裁判官は午前中の審理では65%で仮釈放を許可していたが、午後から漸減し、最終的には0%となった。これは対象者が犯した罪の種類や教育程度を加味しても一貫した傾向であった」という分析結果が出ました。

つまり、裁判官は1日を通して意思決定力を使い果たし、その後は複雑な審理を避けて、仮釈放を却下したのです。

食事によって意思決定の限度は変化する

シリコンバレーの伝説によると、サン・マイクロシステムズ社は、ランチミーティングのメニューからパスタを廃止したことがあるそうです。

それは、高炭水化物の食事では会議がうまくいかないという経験に基づいた判断です。

実際、食事は意思決定力を左右します。

以前も糖質制限食のメリットについて記事にしました。

自分探しをやめて「自分づくり」をする

世界を変えるためには自分の強みを活用することが必要だ。だが、受け身の姿勢で自分の強みを探すのはやめよう。自分はこんな人間になると積極的に決意し、その取り組みの中で獲得した強みを活かすのだ。どんな人間になるかを自分で決めないで、他人の意見で右往左往していたら、苦労ばかり多い人生となって、大きなことは達成できないだろう。 情熱を注げる目標や対象を自分で見つけて、自分の意思で追いかけよう。環境や他人に左右されていたら、人生は自由や情熱とは縁遠い、惨めで平凡なものになってしまう。

出典:同書

理想像をインプットする

20年後の自分をイメージし、それを判断基準にして意思決定に費やすエネルギーを削減する方法をご紹介しましたが、違ったアプローチからでも理想の自分に近づくことできます。

本書で紹介されているのは「理想的な自分にあてはまる言葉を3つ選んで、1日に3回読み上げる」という方法です。

ある成功者は自分が人から言われたい言葉をスマホに録音し、アラームをかけて1日3回自分にその言葉を聞かせています。それによって常に自分の理想像を忘れないようにしているのです。

「0:10:90」

自分がエネルギーをかける対象への配分です。

「馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」という言葉があります。

つまり、本人にその意欲がないときは、環境が整っていても行動に移せないということです。

人は学びたいことは学びますが、興味がないことを学んでも効果は出ません。

興味のないことをむりやり学ばされる場合には、熱中てきることを学ぶ時に得られる1/10しか吸収できません。

かつての日本では「自立=自分で何でもできること」という考え方が一般的でした。

しかし、今では「自立=自分の得意にニーズが集まる」という考え方にシフトしていっています。

つまり、1つのことしかできなくても、それが誰よりもうまくできれば、それが苦手な人から必要とされるということです。

逆に、自分の苦手なことは外注すればいいのです。

例えば、私は人と話すのは好きですが、事務仕事が苦手です。逆に事務仕事が得意で、人と話すのが苦手なスタッフがいます。私はチームの外渉を引き受け、彼には事務仕事をお願いしていますが、これがうまくいっています。

「自分の苦手なことは人に任せ、得意なことを伸ばす」という考え方です。

「嫌いなこと:無関心なこと:得意で好きなこと=0:10:90」

このくらいでいいのです。

人間には個性があります。短所もまた個性です。いびつな人間でもかまわないじゃないですか。個性を大切にすることについては下記の記事でご紹介しています。

言葉を変える

あなたがどんな言葉を使って考えているか、口に出しているかは、想像以上に重要なことだ。話している相手に対してだけでなく、あなた自身の神経システムにとっても重要な影響がある。言葉はあなたの限界を設定し、運命を左右する。無意識にでも自分を弱くする言葉を使っていると、自分が信頼できなくなり、ほかの人たちもあなたの誠実さを疑いはじめることになる。 ゲームチェンジャーは真実の言葉を注意深く選んで信頼を構築する。自分で自分の限界を定めるようなことはしない。だから、「やってみる」と言うのをやめて、「やる」と言おう。

出典:同書

自分に必要な言葉を自分に聞かせる

言葉はの影響力は計り知れません。

日本にも言霊という概念がありますが、声に出した言葉は影響力を持ちます。

我々が言葉を発するとき、一番最初にその言葉を聞くのは自分自身です。

自分に聞かせたくない言葉は使わないようにして、自分に聞かせたい言葉を使うようにし

ましょう。

使うべきでない言葉

使うべきでない言葉をご紹介します。

  • 「できない」
  • 「しないといけない」
  • 「悪い」
  • 「やってみる」

なぜこれらの言葉を使うべきではないのでしょうか?順番にご説明していきます。

「できない」

「できない」は破壊的な威力を持ちます。「何かをやり遂げる方法は絶対い存在しない」という意味だからです。

しかし「このできない」は次の4つに分類することが可能です。

  1. 一人では成し遂げられない
  2. 手段が見つかっていない
  3. やりたくない
  4. 過去にやった人がいない

しかし、実際には適切な手段と問題解決の創造性さえあれば、できないことなないのです。

「できない」をこの4つに分類する習慣を持っておけば、脳がやり遂げる方法を見つる努力をしてくrます。

「しないといけない」

私も家族ででかける時に、子供にこう言っています。「おでかけしないといけないから、着替えないといけないよ」しかし、実は子供には出かける必要も、着替える必要もないのです。私がでかけるのに付き合わされているだけです。

この「しないといけない」を頻繁に使ううちに、脳の深い層にある原始的な部分は「しないといけない」が満たされなければ死ぬと勘違いしてしまいます。

しかし、実際的には「呼吸をしないといけない」「水を飲まないといけない」「食事をしないといけない」「寝ないといけない」くらいしか、「しないといけないこと」はないのです。

それ以外は「しないといけない」ではなく「したい」だという自覚を持ちましょう。

この「しないといけない」を多用することで、脳は我々の行動に制限をかけます。

筆者のデイヴは自身の会社でも「締め切りに間に合わせないといけない」とは言わずに「重大なミッションをやり遂げよう。そのために力になれることを教えてくれ」と部下に伝えているようです。

同じ行動を促す言葉として、前者より後者の方が部下のモチベーションが上がるのは当然のことです。

「悪い」

「悪い」は「良い」と相対的な概念です。

現実的な事実はそこにありますが、「良い」と「悪い」はあくまで主観的な評価にすぎません。

不必要に「悪い」を使うと、脳を無意識的に世界を「良い」と「悪い」の二項対立で理解しています。

例えば、ビーガンにとって肉は悪いものです。しかし、化学調味料にまみれたハンバーガーであっても、他に食べ物がなければ、「良い」ものになります。

日常的に「良い」「悪い」を使っているうちに、日常生活に「白か黒か」で見る人間になってしまいます。そして「悪い」というレッテルを貼ることで、その対象を理解する努力をしなくなってしまいます。レイシストが良い例です。

主観的な評価をする前に、事実として認識する癖をつけましょう。

「やってみる」

遠い友人を訪ねる時に、「駅まで迎えにいってみるよ」と言われた信用できますか?

「迎えにいくよ」と言われない限り「もしかしたら来ないかもしれない」という不安を感じるでしょう。

「やってみる」という言葉を使う度に、脳は同じ不安を感じることになります。「勉強をやってみよう」「ダイエットしてみよう」そこには「できないかもしれないけど」という言い訳が含まれています。

スターウォーズのヨーダもこう言っています。

ルーク「わかりました。やってみます」

ヨーダ「違う。やるか、やらないかだ。”やってみる”などない

Luke: All right, I’ll give it a try.
Yoda: No. Try not. Do… or do not. There is no try.

出典:スター・ウォーズ/帝国の逆襲

まとめ

本日は「効率的に脳を使う方法」についてご紹介しました。

  • 20年後の目標を立てる
  • どうでもいいことを判断力を使わない
  • 苦手なことはあえてやらず、得意なことを学ぶ
  • 言葉を選んで使う

ほんの少し意識するだけでも変化があります。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんの世界が、また少し美しくなりますように。

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