心と折り合いをつけよう!~『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』 中村恒子 奥田弘美 著~

本の紹介

おはようございます。あっぺいです。

今週は「心を疲れさせないために読むべき本」というテーマで本をご紹介しています。

1日目は樺沢紫苑先生の『人生うまくいく人の感情リセット術』に書かれていた、「『苦しい』を受け入れる」「先にことは考えない」「人のために行動する」「まず自分から差し出す」「笑うことを意識する」「怒らない」という考え方についてご紹介しました。

2日目は菅原 洋平さんの『「寝たりない」がなくなる本 』に書かれていた「睡眠が足りているか確認する」「寝付けないときは諦める」「生活習慣を整える」「眠る直前に勉強して学習効果を高める」というポイントについてご紹介しました。

3日目は『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』をご紹介しました。

「今に意識を集中する」「理想と現実とのギャップを冷静に受け入れる」「感情に振り回されない」「家族との時間を大切にする」「与えられた肉体に感謝する」という成功者のマインドセットについて取り上げました。

4日目の今日は『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』をご紹介します。この本には筆者である中村恒子さんの「年長者としての経験」がふんだんに盛り込まれています。人生を長いスパンで見るがゆえに、「小さいことは気にしないでいい」というメッセージが込められています。苦しくなっても「ま、いいか」と思える心の余裕がいかに大切かが分かります。

今週ご紹介してきた考え方と重なる部分もありますが、大切な考え方なのでご紹介していきます。この本で私が共感したのは次の5点です。

  • 仕事は仕事と割り切る
  • 他人に期待しない
  • 辛い経験を成長の糧にする
  • 自分に妥協する
  • 時間の流れに任せる

では順番に見ていきましょう。

仕事は仕事と割り切る

「なんで働くんやろ?」と迷ったときには、単純に「働くのは、自分が食べていくお金を稼ぐため」と 割り切ってええと思いますよ。  それが、人間が働く原点なんですから。 「生きがい」とか「己の成長」なんていうのは、自分をちゃんと食べさせられるようになったあとに、余裕があったらボチボチ ゆっくり考えていけばええと思います。 人生は長いんです。

出典:『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』 中村恒子 奥田弘美 著

「仕事は生きるための手段である」

このブログで繰り返してご紹介してきた考え方です。

人生の目的は「どう生きるか」です。仕事はあくまでそのための手段でしかありません。この目的と手段と転倒させてはいけません。

というか、そもそも仕事に「生きがい」「己の成長」を求めてはいけません。

かつては、労働者にとって会社は第二の家族のような存在でした。しかし、今は年功序列・終身雇用制度は崩壊しつつあります。会社は従業員を「労働力」としか見なくなっています。従業員も会社へは「労働力を提供し、その見返りに給料を貰う」という割り切った意識を持つべきです。

何より会社には定年があります。定年後に「自分には会社以外に何もなかった」なんて悲しい老後を送るのは最悪です。若いうちからプライベートを充実させましょう。

下記の関連記事をご参照ください。

過労死なんかとんでもない。会社なんていうのは、「他人がつくった金儲けの箱」にすぎません。その小さな箱に、自分の大切な命や家族の幸せをかけすぎたらあかん。自分で「逃げる」って決めるんやったら、自信を持って逃げたらいいんです。  ただし、逃げるときは上手に逃げることやね。上手に逃げるっていうことは、できるだけ迷惑がかからんようにする 。

出典:同書

仕事が嫌なら、逃げてしまえばいいのです。中村さんは「上手に逃げる」ことを推奨していますが、私は「下手でもいいから思いっきり遠くに逃げる」ことをオススメします。

中途半端に逃げるのは逆効果です。思い切って逃げると違った価値観を得ることもあります。

私は大学卒業後、日本で就職せず中国に逃げました。日本社会で働くということに希望が持てなかったからです。卒業と同時に中国企業で現地採用され、そこで1年働きました。日本の社会から思いっきり逃げて中国に渡って、そこで1年間働いたことで様々なことを学びました。その経験があったおかげで、今の会社とも出会うことができました。「逃げる時は思いっきり逃げる」この考え方も大切です。

「会社なんていうのは、『他人がつくった金儲けの箱』にすぎません」という考え方には深く共感できます。株式投資をして実感しています。

会社は従業員のために存在するのではありません。株主のために存在しています。

従業員によって生み出された利益は、会社を大きくすることと、株主に還元することを優先されます。

「会社は会社」と割り切る勇気を持ちましょう。

他人に期待しない

とにかく他人さんの性格や行動を変えるのは至難の業やから、自分がどうすればええか、どう動けば少しでも快適になるやろか、という発想が大事やということです。  そっちのほうが、自分への負担を考えたらよっぽど効率的なんですわ。

出典:同書

これも以前からこのブログでお伝えしていることです。

「自分のコントロールできる範囲のことに意識を集中する」

他人は自分のコントロール範囲の外です。他人を変えることなんてできません。

他人に期待をしないのが一番楽です。

下記の記事をご参照ください。

いい意味で期待をしない。「~してほしい」「~してくれ」と言わんことでしょう。  職場でも家庭でも、「人がくれるものだけ、ありがたくもらっておく」っていう姿勢を基本にしていると、人間関係で大きなトラブルが起きた記憶はありません。

出典:同書

「いい意味で」というのがポイントでしょう。

「どうせできないだろう」ではなく「やってもらえなくて当然」というスタンスです。

そうすると、もし何かやってもらえただけで「あ、こんなことをしてもらえるんだ、ありがたい。」という気持ちになります。感謝です。そうです、オキシトシンがでます。

辛い経験を成長の糧にする

物事は両面やから、しんどい体験というのは、それはそれで人間の性根を太くしてくれますわ。筋肉なんかと同じかもしれませんな。  もしも、 今後しんどいことを経験することがくれば、それは「新しいものの見方」を学ぶ時期でもあるということです。 

出典:同書

「つらい」ということは、今まで耐えられた負荷以上のものを与えられているからです。

苦しいときこそ成長できます。私は困難にぶち当たる度に「これ未経験のやつや!これ終わったあと、必ず俺は成長してる!」とテンションが上がります。頭の中では「困った時はチャンスです~♪頭のよくなるチャンス~で~す♫」という歌が流れます。昔NHKで見た番組でペリカンの人形がこの歌を歌っていました。困難を避けるのではなく、それを乗り越えることも大切です。

本来、人間はたくましい生き物なんやと思うんです。  ゼロになったように見えても、実はそこがスタート地点。そのうち不死鳥のようによみがえって、「前に悩んでたのはなんでなんやろ?」「あれ、意外と強くなったな」と、ずいぶんラクに人生を生きられるようになったりします。 

出典:同書

仮に、困難にぶち当たって、今まで持っていた全てを失っても気にすることはありません。

人間は皆何も持たずに生まれて、何も持たずに死んでいきます。

本質的に、人は所有したものをいつか失うようになっています。

逆に失うからこそ手に入れることができます。息をたくさん吸うためには、その前に息を吐ききらないといけません。また、新しいものをつかむためには、今持っているものを手放す必要があります。

全てを失っても過去の固執せず「よっしゃ!何もなくなったってことは、これからまた新しいものを手に入れられるぞ!」とテンションを上げましょう!

自分に妥協する

完ぺきを目指して挫折するよりも、不細工な形でも続けていくことのほうが大事なんやないかと私は思います。 「ここだけは超えたらアカン」という一線を一応決めておいて、それを下回らないようにがんばる。下回らなければ、中途半端でもええ。そんなふうに切り替えてみると、あとは、「なるようになっていく」もん 

出典:同書

真面目な人ほど、自分へのハードルをあげてしまいます。

しかし、ハードルを上げすぎて挫折するくらいなら、時にはハードルを蹴飛ばしたり、ハードルの下をくぐる発想も必要になります。大切なのは、自分が設定したハードルを高く越えることではなく、走り続けてゴールすることです。

例えば、「毎朝ジョギングしよう」という目標を立てたとしましょう。一週間続けたところで、その次の日に走れなくても気にしなくていいのです。「ま、いっか。明日走ろう」でいいのです。真面目な人は「毎日走るって決めたのに…」と落ち込んでしまいます。しかし、「毎日ジョギングしよう」と言う目標は「朝ジョギングする習慣をつけよう」という目標に言い換えることができます。1日や2日サボったとしても、10年後に「朝走る習慣」が残っていればそれで目標は達成できたと言えます。

完璧を目指して挫折するくらいなら、いい加減でもいいから続けることを選びましょう。

時間の流れに任せる

何より、記憶に振り回されないためのいちばんの薬は「日にち薬」です。  即効性はないけども、じわじわ~っとよ~く効いていきます。  元気で生きていられる時間は限られているんやから、過去のために使ったらあきません。 

出典:同書

今週は一週間「心を疲れさせないための考え方」をたくさんご紹介してきました。

それでも、すぐには解決できない辛いことはあります。

そういう時は時の流れに任せるのが一番です。

私はこれを未来の自分に投げると呼んでいます。

「まあ、未来の自分がなんとかするだろう」とモヤモヤした気持ちを抱えましょう。自分ではなく「きっと未来の自分がこれをポジティブなものに変えてくれるだろう」と未来の自分に任せるのです。私にもありました。モヤモヤを解消するのに5年以上かかることです。きっとこれからもあるでしょう。それでも、「未来の自分がなんとかするだろう。これまでもそうだったし」と軽い気持ちで考えています。

まとめ

本日は中村恒子さんの『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』をご紹介しました。要約すると次の5点がポイントになります。

  • 仕事は仕事と割り切る
  • 他人に期待しない
  • 辛い経験を成長の糧にする
  • 自分に妥協する
  • 時間の流れに任せる

働いている以上、色々なストレスを感じますよね。特に年度当初は様々な変化があっててんやわんやですよね。4月の上旬は勢いで頑張れる人も多いでしょう。私もそうです。私の場合は毎年4月の中旬から疲れがでてきます。ストレスとうまく付き合いましょう。

一週間お疲れさまでした。この週末はゆっくり休みましょう!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんの世界が、また少し美しくなりますように。

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