腸を大切にして、素敵な年の取り方をしよう!~『脳はバカ、腸はかしこい』藤田 紘一郎 著⑤~

健康法の紹介

ようございます。あっぺいです。

ひさしぶりに今週は一冊の本をじっくりと解説していきます。

今週ご紹介する本は藤田 紘一郎さんの『脳はバカ、腸はかしこい』です。

藤田さんは免疫学者をされています。体内にサナダムシを寄生させるという独自の健康法を実践されていました。

本書は腸に関することだけではなく、教育や老化についても非常に詳しく説明がなされています。

一冊でかなりたくさんのことが学べるので本当にオススメの一冊です。

1日目は、腸についての基本的なことをご紹介しました。

脳はまだ若い臓器であり、簡単に騙されていまうのに対し、腸は最も古い臓器であり、その経験の豊かさから人体にとって有害な物質を適切に排除してくれることをご紹介しました。

2日目は腸内細菌についてご紹介しました。

腸内でセロトニンやドーパミンが生成されており、腸内に住む腸内細菌が人の免疫力の70%を担っているということをご紹介しました。

3日目は、子育てについてご紹介しました。

子供の脳には臨界期と呼ばれる、学習に最適な時期があります。この時期までにたくさんの腸内細菌を摂取することと、十分な感覚的体験を積む必要性についてご紹介しました。

4日目は痩せやすい体を作る方法についてご紹介しました。

ストレスを感じることで脳は報酬系を活性化させるために太りやすいものを食べてしまいます。また、炭水化物などの糖質を摂取すればするほど、食欲を根とロースする細胞が傷つき、太りやすい体質になってしまいます。糖質制限で食欲をコントロールすることの大切さをご紹介しました。

さて、最終日の今日は素敵な老後を迎えるための腸活についてご紹介します。

老けている人の特徴

資生堂が歳より老けて見える人を集めて調査したところ、いずれも血液の糖化度が進んでいることがわかりました。(中略)糖化を避けることは健康維持と老化予防のためのキーポイントで、その鍵の一つが食事です。糖化を防ぐためにはこれまで解説してきましたように、血糖値のコントロールが欠かせません。そして大切なのは、食後の血糖値の急上昇を避けることです。この血糖値の上昇具合は、GI(グリセミック・ インデックス) 値というもので示すのですが、この値が小さいほど血糖値が上がりにくい食品だということになります。それぞれの食品のGI値はブドウ糖を摂取した場合を100として計算されてい ます。 

出典:『脳はバカ、腸はかしこい』藤田 紘一郎 著

血糖値が高い人は老けて見えるのです。

実際、血糖値と老化には関係があります。

GI値が高い食品を取ると、血糖値が急上昇します。では、GI値が高いのはどんな食品でしょうか?それは白米、小麦などの胚芽が除去された白いタンパク質です。これらの食べ物は体にとって有害なのです。それに対し、GI値が低い食品は、野菜、海藻類、豆類、肉類、魚介類などです。昨日の記事でもご紹介しましたが、糖質は人体にとって危険です。我々の体は700年前からGI値の低い食品を食べて生きるようにデザインされているからです。

しかし、どうしても炭水化物が好きな方もいらっしゃるでしょう。実際、我々の穀物を主食とする習慣に慣れてしまっています。そういう方にオススメなのが、低GI値の炭水化物です。それが、蕎麦、玄米、全粒粉です。これたの黒い炭水化物は、胚芽が除去されていませんので栄養満点です。炭水化物の中ではGI値もかなり低い方ですので、主食にするなら黒い炭水化物をオススメします。

炭水化物はガンの原因にもなる

ガン細胞は解糖エンジンでエネルギーを得ています。安保教授は、ガン細胞は先祖返りした細胞で、 エネルギー系をミトコンドリアエンジンに変えればガン細胞は増殖できなくなると語っています。ミ トコンドリア系のエネルギーをうまく引き出すには、細胞の内部環境を温め、酸素を十分供給することです。ガンにならないようにするには、適度な運動をし、温泉などで身体を温め、深呼吸をし、食べ過ぎないことだと安保教授は語っています。考えてみると、私たちの祖先の細胞は、無酸素と低温の環境で生きてきました。そんな苛酷な環境にあっても、祖先の細胞はさかんに血管を伸ばして栄養をとっています。なるほど、ガン細胞とそっくりです。

出典:同書

体を動かすためには代謝が必要です。代謝でエネルギーを生み出しています。車でいうエンジンが代謝です。人の体にはエンジンは2種類あります。それが解糖エンジンミトコンドリアエンジンです。解糖エンジンは炭水化物を糖に変え、瞬発力を生みます。 ミトコンドリアエンジンは酸素を燃料に持続力を生みます。 解糖エンジンが活発になるのは35℃です。ミトコンドリアエンジン活発になるのは37℃です。炭水化物を摂取すると解糖エンジンが優先的に使われ、ミトコンドリアエンジンが機能しません。

そしてガン細胞も解糖エンジンによって栄養を得ています。炭水化物を多く取る生活を送っていると、ガン細胞を大きくしてしまいます。

逆に、ミトコンドリアエンジンを機能させる生活を送っていると、ガンから身を守ることができます。

普段から運動をして、基礎体温は36℃以上にしましょう。繰り返しますが、極力減らす生活が理想です。

体に良いオイルで老化から身を守る

いま問題になっているのは、体内で合成できない必須脂肪酸のうち、オメガ6脂肪酸は現代文明社会においては摂取量が拡大傾向にあり、オメガ3脂肪酸が減少傾向にあるということです。この二つの脂肪酸の摂取比率のバランスは、どんどんオメガ6脂肪酸に偏っているのが現代人の食生活であるといわれています。

出典:同書

脂質の主成分である脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けることができます。前者が固形の脂肪酸です。後者が液状の脂肪酸です。今日は後者についでご紹介します。

オメガ6とオメガ3はどちらも必須脂肪酸であり、体内で合成することができません。食べ物を通じて摂取することが必要です。

オメガ6は牛肉、豚肉、卵、バターなどの動物性脂肪や、サラダ油に多く含まれています。ジャンクフードはオメガ6がかなり含まれています。それに対して、オメガ3を含むのはサバやイワシなどの青魚、イクラやタラコなどの魚卵です。魚を食べる機会が減っているのは私だけではないはずです。

オメガ6とオメガ3は2:1のバランスで摂取することが理想的とされています。しかし、現代の日本人は10:1くらいになっているそうです。オメガ6が多すぎると、白血球が暴走し、血管を傷つけてしまうことが分かっています。その傷にコレステロールがつまることで動脈硬化が起こるようです。

現代の文明社会で生きる以上、オメガ6を減らすことは難しいと言われています。その分、なんとかしてオメガ3を意識的に摂取することが必要です。

オメガ3脂肪酸を積極的に摂るために、私が最近お気に入りメニューとしているのが、新鮮な青魚のお刺身を用いたカルパッチョ風です。薄切りにしたお刺身に軽く岩塩をふりかけ、 亜麻仁油やえごま油などをたらし、上からレモンやライムを搾ったとてもシンプルな料理ですが、美味しく効率的にオメガ3を摂取できます。

出典:同書

オメガ3を摂取するため、私もアマニ油をヨーグルトにかけて食べています。加熱してはいけないので、サラダやヨーグルトにかけて食べると良いです。

オメガ3を摂取することで、血管の弾力性を高めたり、赤血球の柔軟性を向上させることができます。
オメガ3は血液をサラサラにし、さらには血管自体を若返らせる効果があるということです。つまり、オメガ3にはアンチエイジング効果があるということです。

オメガ6を必要以上に摂取しないような食生活を心がけ、オメガ3を意識的に摂取しましょう。

まとめ

今日の記事についてまとめます。

  • 炭水化物を取り過ぎると、老けて見えるようになる
  • 炭水化物を取り過ぎると、ガン細胞を多くしてしまう
  • 現代社会ではオメガ6を多く摂取しがちのため、意識的にオメガ3を摂取する必要がある

今週は藤田 紘一郎さんの『脳はバカ、腸はかしこい』を一週間にわたってご紹介しました。

この一冊で様々なことを学ぶことができます。オススメの一冊です。

もう連休が始まっている人もいるでしょう。GWをきっかけに正しい腸との付き合い方を実践してみてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんの世界が、また少し美しくなりますように。

脳はバカ、腸はかしこい | 藤田 紘一郎 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon
Amazonで藤田 紘一郎の脳はバカ、腸はかしこい。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました