食事を見直そう!~『「食べない」生き方』森 美智代 著~

健康法の紹介

おはようございます。あっぺいです。

今週は月~金曜日まで藤田 紘一郎さんの『脳はバカ、腸はかしこい』をご紹介しました。

その復習もかねて、今日は森美智代さんの『「食べない生き方」』をご紹介します。

森さんについては下記の記事でもご紹介しました。

森さんは20代の頃、脊髄小脳変性症という難病にかかります。歩くことすら困難な状況に陥ったそうですが、甲田光雄先生という断食療法の権威に「断食をすれば治る」と言われ、藁をも掴む思いで断食を始めました。

そして、断食を始めると症状が改善。最終的には1日1杯の青汁のみで生活する生活を続けられています。難病が発症した時は学校で養護教諭をされていましたが、今は退職されて鍼灸師として活躍されています。

本書は断食によって得られる健康的な生活だけではなく、人生についての考え方も学ぶことができます。

ではご紹介していきます。

小食が体に良い理由

私たちの先祖である日本人が稲作をするようになってからも、その大半は、貧しい水呑み百姓で、ほとんどいつも空腹状態でいたはずです。飢えて血中のブドウ糖が尽きれば、次には脂肪やタンパク質をエネルギーに変えるなど、体に備わっているいろいろなシステムを駆使して、飢えに耐えて、動いていたわけです。人間の体には、そうした空腹に耐えうる機能がいくつも備わっているのです。

出典:『「食べない」生き方』森 美智代 著

人間の体は飢えることを基本としてデザインされています。

我々ホモサピエンスが誕生してからは20万年ほどたちますが、20万年間ずっと飢餓状態が続いていました。

食事に余裕ができたのは産業革命以降の200年ほどです。

200/200000=1/1000

つまり、1/1000の一瞬の期間が飽食の時代なのです。

我々の体は、この環境の変化(飢餓状態→飽食)にまだ対応できていないのです。

その証拠に、我々は飢餓状態で血糖を上げるためにアドレナリン、ノルアドレナリン、グルカゴン、サイロキシンなどのホルモンを生成できますが、逆に満腹状態で血糖を下げるためのホルモンはインスリンしか生成できません。

我々の体にとって、空腹こそが正常な状態であり、満腹とは異常事態なのです

1日3食が当たり前、という人には理解できないでしょうが、私は1日1食の生活でとても快適に生活できています。1日1食については下記の記事でご紹介しています。

断食をして1日1杯の青汁で生活するのはハードルが高すぎますが、食生活に関して見直す必要があります。

もちろん少食であれば、何でもいいというわけではありません。 人間は食べたものでできています。今日食べたものが、明日の自分の体を作るもととなるわけです。それだけに何を食べるかは非常に重要で、少食になればなるほど、いい気のエネルギーに満ちた、質のいいものを選ぶ必要があります。 基本は、(生)玄米菜食、青汁、柿の葉茶、スイマグ(第2章 「西式甲田療法とは何か?」の項参照)、生水の飲用です。 病気を引き起こすもととなった体内環境を一変させるには、食の改善が一番です。 断食・少食・生菜食をすると、体は浄化モードになり、体中のゴミが一気に出ようと動き始めます。皮膚からも腸からも尿からも、耳、目、鼻、息からも老廃物が噴出します。

出典:同書

我々の体は食べたもので作られます。

今週の記事でもご紹介しましたが、現代の食べ物の多くは工場内で生産され、添加物にまみれています。それを体内に摂取することを止めることに断食の意味があります。

断食はハードルが高いですが、小食・生菜食はできます。お腹いっぱいになるまでお肉を食べるのではなく、「もうちょっと欲しいな」と思えるくらいで我慢し、野菜を食べましょう。

本書では生玄米菜食という食事療法を紹介しれくれています。

完全に再現するのはハードルが高いでしょうが、真似できる部分はあるはずです。

甲田先生が発案された生玄米菜食は、甲田療法をもっとも特徴づけている食事療法だといえるでしょう。 内容は、ホウレンソウ、キャベツ、レタスなど季節の葉野菜を数種類、計二五〇グラムをミキサーにかけて泥状にした青泥と呼ばれるもの。もしくはそれを 濾した青汁が中心となります。それにニンジン、ダイコン、ヤマイモなど根菜のすりおろし、そして生の玄米粉、豆腐などを適宜加え、味付けは、自然塩五グラム、レモン汁適量、場合によってはハチミツなども入れます。断食ではありませんが、古くから〝難病根治の秘宝〟といわれ、断食と同じ効力を持つ、甲田療法の肝となる食療法です。

出典:同書

玄米菜食はオススメです。私は1日1ですが、毎食発芽玄米、生野菜、発酵食品を多く食べます。ヨーグルトとナッツの組み合わせもオススメです。善玉菌である乳酸菌をヨーグルトから体内に取り入れることができますし、ナッツには食物繊維が多く含まれ、腸内を掃除してくれます。

動物性タンパク質にしても、肉ではなく魚から摂取しましょう。

特にアジ・イワシ・サンマ・サバなどの青魚にはオメガ3脂肪酸が含まれているため、オススメです。余談ですが、私はもう2年もサンマを食べていません…高くなりましたよね。その分イワシは安くなったように感じますが…

私が毎日食べる発芽玄米とザワークラウトについては下記の記事でご紹介しています。

食べることは手段である

食べるためだけに生きていると考えている人には少食は難しい。食べることが人生の目的になっている人は、おいしいものが食べられないのだったら、死んだほうがましだと言います。 そうではなくて、食べること以外に、はっきりとした目的──例えば、家族のために健康で働かなくてはいけない、仕事をとおして世の中の役に立ちたいなど、人生の目的を明確に持っている人は、わりあいとスムーズに少食を続けられます

出典:同書

忘れてはいけないことがあります。

「人は食べるために生きるのではなく、生きるために食べるのだ」ということです。

どんな状況においても「目的と手段の転倒」を起こさないように気をつけなくてはいけません。食事も同じです。

食事が目的化してしまうと、「食事にために無理して頑張る→自分へのご褒美として大食する→大食によって体に負担がかかり、パフォーマンスが低下する→食事のために無理して頑張る」という悪循環に陥ってしまいます。

大切なのは「どんな目標を設定して、人生をどう生きるか」です。それがはっきりしていれば、食事が目的化することはありません。

人生の目的なんてなんでもいいと思います。私の場合「家族と自分が健康でいられること」そして「学びによって自分を変え続ける」が目的となっています。この二つの目的達成のためにに1日1食になりました。

小食によって消化器の負担が減ります。添加物まみれの食品を摂取しないことで循環器の負担も減ります。結果健康でいられます。

また、食事に費やす時間とエネルギーを省くことができるので、仕事がはかどり、学ぶ時間が増えます。「人生の目的」を持つことで食事の考え方も変わります。

「目的と手段」を転倒させないための考え方については下記の記事でも触れていますので、ご参考にしてください。

まとめ

今日は森美智代さんの『「食べない生き方」』をご紹介しました。

  • 人類にとって飢餓状態が自然であるため、大食は体に良くない
  • 人生の目的を持つことで、食事との付き合い方が変わる

この2点以外にも、本書には学ぶことがたくさんあります。

森さんのように、1日に青汁1杯で生活することは難しいでしょうが、我々の食生活を改善するために学べることがたくさんあります。ぜひご一読ください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんの世界が、また少し美しくなりますように。

Amazon.co.jp: 「食べない」生き方 eBook : 森 美智代: 本
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