おはようございます。あっぺいです。
みなさん、資産運用はされていますか?
私は結婚し、子供が生まれ、家を建てたあたりから「そろそろお金をことを考えないとなあ」という焦りの中、色々な本を読んで勉強しました。
今ではiDeCo、積み立てNISAを活用しつつ、特定口座でETFを購入して世界に資産を分散できるようになりました。
実際、資産運用に関係することは難しいですよね。
私も最初はまったく分かりませんでした。
今回は、「そろそろお金のことを考えないとな…」と思っている人向けの記事です。
なぜ資産運用が必要なのか?

コロナショックで世界の株式相場が暴落して以降、そこをチャンスと考えた人が株式投資を始めました。
実際、2021年3月時点では、コロナショックの直後から世界の株式市場は成長を続けています。暴落直後に資産運用として株式購入を始めた人は大きく資産を増やすことになりました。
現在、各国の中央銀行が紙幣を大量に刷っているため、どんどん紙幣の価値は下がっていきます。
このような状態の中では、資産を紙幣のまま持っているより、株式や債券などに交換した方が安全だと言えます。
今からでも遅くはありません。まだ株式や債券を持っていない人は、少しずつでもいいので資産を株式や債券に交換していきましょう。
資産運用のために読むべき本

「資産を株式や債券に変えろと言われても、どうすればいいか分からない」という人向けに、今日は資産運用における名著を紹介します。
どれも時代の変化に対応できる名作です。新しい本にもオススメできるものはありますが、今回は不朽の名作(資産運用本における古典)をオススメします。
以下の本は時代によって影響を受けない、普遍的な知識と教訓を教えてくれます。是非ご一読ください
- 『私の財産告白』本多静六
- 『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・C・ボーグル 著
- 『投資の大原則』バードン・マルキール チャールズ・エリス 著
- 『バビロンの大富豪』 ジョージ・S・クレイソン
順番に紹介します。
『私の財産告白』本多静六

本多静六氏は「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築きました。
これは非常にシンプルな考え方で、毎月の給料の1/4を貯金し、残り3/4で生活するというものです。そして、ある程度お金が増えたところで、それまで貯めてきたお金を株式などに投資します。株式は複利の力も手伝って、時間とともに雪だるまのように価値が増え続けます。
本多さんはその方法によって莫大な資産を作り、しかも定年退官とともに全財産を寄付しました。
この本の素晴らしいところは、「ただお金を増やす」ということだけではなく、「お金は何のためにあるのか」「仕事とは何か」といったところまで考えを掘り下げている点です。
次回の記事はこの本多静六氏の『私の財産告白』をまとめますが、この紹介文だけでも興味を持たれた方には即購入することをお勧めします。今ならKindleアンリミテッドで無料で読むことができます。
『インデックス投資は敗者のゲーム』ジョン・C・ボーグル 著

まだ資産運用を始めていない人はご存じがないでしょう。しかし、株式投資、特にETF(上場投資信託)投資をしている人は必ずこの人のお世話になっているはずです。
この本の著者であるジョン・C・ボーグルさんは、アメリカの大手資産運用会社ヴァンガード社の創業者だからです。彼は世界初となるインデックスファンド(バンガード500インデックスファンドの前身)を創設しました。
この人の主張は「個別銘柄に投資するのではなく、市場全体に投資をして、可能な限り売買回数を減らして保有を続けるべきだ」という、今では当たり前となっているインデックス投資の基本です。
私は相場が乱高下する時にこの本を読み返すことで心の安定を図ります(笑)
少し値は張りますが、絶対にオススメの一冊です。
『投資の大原則』バードン・マルキール チャールズ・エリス 著

バートン・マルキール氏は『ウォール街のランダムウォーカー』の筆者として有名です。また、チャールズ・エリス氏は『敗者のゲーム』の著者として有名です。この2冊を読んでも勉強になりますが、むしろ一冊でも十分な内容となっているため、この『投資の大原則』をオススメします。
名前の通り、「投資の大原則」が書かれています。入門書としては最高の一冊です。
資産運用の専門家である筆者の主張は「個人投資家にとっては長期投資、分散投資がベストである」というものです。
内容として『インデックス投資は勝者のゲーム』と被る部分もありますが、投資の真理を追究していった結果ですので当然のことかもしれません。
非常に簡単なため、導入本としてオススメです。
『バビロンの大富豪』 ジョージ・S・クレイソン

約100年前に書かれた本です。資産運用に関係なくもはや古典作品です。
資産形成に関し、現代にも通用する普遍的な内容が書かれています。物語調となっているので、非常に読みやすいです。「黄金の7つ道具」という資産を築くための7つの基本ルールについて説明されています。
この本は色々な版があります。訳者によってはKindleアンリミテッドで無料で読むことができます。今回紹介したものは、Audible版 もありますので、通勤時間などに聞いてみるのもいいでしょう。
まとめ
今回は資産運用を始めるにあたって、4冊の良書をオススメしました。
- 『私の財産告白』本多静六
- 『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・C・ボーグル 著
- 『投資の大原則』バードン・マルキール チャールズ・エリス 著
- 『バビロンの大富豪』 ジョージ・S・クレイソン
次回から順番に内容についてご紹介していきます。
「資産運用」と聞くとなんだか難しそうに感じますよね。しかし、資産運用を始めると世界の見え方が変わります。世の中のニュースにも興味が湧きますし、お金以外にも「投資」という考え方で見ることができます。私も資産運用を始めてから自己投資にも意識が向くようになりました。
趣味としての自己投資については下記の記事の後半でご紹介しています。よろしければご一読ください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
みなさんの世界が、また少し美しくなりますように。
コメント